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2014年12月19日金曜日

【腎臓に異常も?】 「健康診断で尿蛋白」の意味と対処法

健康診断で尿蛋白

健康診断の尿検査で尿蛋白(たんぱく)が出た場合、腎臓に何らかの異常がある可能性があります。

私は、2014年12月の健康診断結果で尿蛋白が出てしまいました。検査結果の意味と対処法について調べてみましたので、メモに残しておきたいと思います。


尿蛋白と腎臓病

血液中には蛋白が含まれ、その一部は腎臓でろ過され尿中に出てきます。ですが、尿細管で吸収され、ふたたび血液中に戻ります。なので、正常な状態では尿蛋白は出ても少量。しかし、腎臓や尿管に異常があると、正常な状態を超える量の蛋白尿が出てしまいます

健診で尿蛋白が出るということは、腎機能が低下し、腎臓の病気にかかっている可能性も考えられます。健康診断で「受診推奨」などとなった場合、病院で、尿や血液の検査を受けることになります。

腎臓病の中には、徐々に腎臓の働きが低下し、最後には人工透析(血液透析)による治療が必要になってしまうケースもあるので注意が必要です。

(参考)
荒尾市民病院:尿にタンパクが出た


尿蛋白の診断結果の読み方

私の住んでいる群馬県では、尿蛋白の検査値は5段階に分かれています。

J.フロント健康組合のサイトを参考にすると、次のような感じのようです。

(-)         14以下 正常
(±)         15~ 29
(+)         30~ 99
(++)     100~299
(+++) 300~

※ 数値は糖量(mg/dl)。
30 mg/dl 以上が「異常」とされます。

(参考)
J.フロント健康組合:健康診断の見方

私のスコアは(+)でした。


私の場合は「要指導」

私の場合、健康診断の結果は「要指導」

診断結果のについて医師の総合判定は次の4段階になっています。

1 異常認めず
2 要指導
3 受診推奨
4 治療中

受診推奨ではなく、その前段階の「要指導」でしたので、「日常の生活習慣や食生活に気を付ける」という対処でよさそうです。


蛋白尿が出たときの対処法

受診を推奨された場合、病院で再検査を受けます。

腎臓の機能低下が心配な場合は、次の点に気を付けるとよいそうです。

・血圧を「125の75未満」にする。
・食塩、蛋白質の量を控えめにする。
・食塩は7グラム以下に。
・適正体重を維持する。
・お酒を飲みすぎない。
・コレステロ-ル、飽和脂肪酸、脂肪の摂取を控える。
・有酸素運動をする。
・禁煙をする。

上記の中には、腎臓病だけでなく、糖尿病高血圧の予防策も含まれます。

腎臓病と、糖尿病、高血圧の3つは、重要な関連をもっていると言われています。糖尿病の人は腎障害や高血圧を発症しやすいし、腎障害を持っていると高血圧になりやすく、高血圧から腎臓病が起こることがあるというのです。

なので、3つのうち1つでも当てはまったら、他の2つにも気を配った方がよいということです。

(参考)
東京腎臓病協議会:尿白尿が出ていると言われたら


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