岩手~東京~三重にセシウム降下
2016年6月30日 原子力規制委員会 公表データによれば、2016年5月は、北は岩手県から、関東は東京都、埼玉県、神奈川県など、西は三重県にまで放射性セシウムが降下しました。
以下、2016年5月の環境放射能水準調査結果(月間降下物)です。
* 数値は、左側がセシウム134、右側がセシウム137。
* 単位はMBq/km2。1平方メートル当たりのセシウム(Bq)に置きかえられると思われます。たとえば、10メガベクレル/平方キロメートル=10ベクレル/平方メートル。
・岩手県(盛岡市) 0.092、0.53
・宮城県(仙台市) 0.48、1.5
・秋田県(秋田市) 不検出、0.073
・山形県(山形市) 0.19、0.84
・福島県(双葉郡) 130、640
・茨城県(ひたちなか市) 0.36、1.6
・栃木県(宇都宮市) 0.20、0.86
・群馬県(前橋市) 0.16、0.94
・埼玉県(比企郡) 不検出、0.29
・千葉県(市原市) 0.12、0.60
・東京都(新宿区) 0.19、0.88
・神奈川県(茅ヶ崎市) 0.17、0.79
・新潟県(新潟市) 不検出、0.12
・長野県(長野市) 不検出、0.14
・静岡県(静岡市) 不検出、0.082
・三重県(四日市市) 不検出、0.071
(参考)
・原子力規制委員会:定時降下物のモニタリング
ホットスポットの場合はとくに、側溝や雨どいの下、そして公園、河原など、セシウム濃度が濃くなり、放射線量が高くなっている場所があります。ですので、引き続きセシウムの濃度を測ったり、放射線量を計測するようにするとよいと思います。
以下は当ブログであつかった食品の検査結果です。
宇都宮市の給食の「タケノコ」が基準値超え
栃木県宇都宮市の小学校で 2016年5月10日、給食の「たけのこご飯」に使われたタケノコから、基準値を超える放射性セシウムを検出。栃木県の検査によれば、最大で1キログラムあたり 234ベクレルのセシウムが測定されました。このタケノコは児童と教職員の計約560人が食べたということです。
この検査結果については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【放射能】 給食の「タケノコ」が基準値超え 【宇都宮市】
いましばらく食品の放射能汚染には気を配った方がよさそうに感じます。
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