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2014年12月19日金曜日

【まとめ】 「健康診断で心電図異常Q波」の意味と対処法

私は、2014年12月の健康診断で「心電図異常Q波(V1,2)」という結果が出てしまいました。検査結果の意味や対処法について調べてみましたので、メモに残しておきたいと思います。


「心電図異常Q波」って何なの?

「心電図異常Q波」心筋梗塞になった人などに見られる心電図の波形

心筋に壊死や障害が加わった際に、QPS波高が減少します。異常Q波は、Q波の幅が広く、深くなっています。

異常Q波と関係のある病気の代表的なものとして心筋梗塞が挙げられます。その他、心筋症や肺気腫、左脚ブロック、WPW症候群などもあります。健診で精査を勧められた場合には、心筋に異常がないかどうか、心エコー検査などをすることになります。

(参考)
佐野内科ハートクリニック


精密検査は「循環器科」や「循環器病院」で

精密検査を勧められた場合の病院は、循環器科のあるところや循環器病院になります。


さほど心配はいらないことが多い?

健診で心電図でV1からV3にかけて下向きのQ波が記録されたとき、「心筋梗塞の疑い」と診断されることがあります。

心筋梗塞に典型的な異常Q波の場合、その前に「小さなr波」を伴うことはありません。また、異常Q波はふつうのQ波に比べて「幅が広い」特徴があります。

ですが、健康診断で診断される「心筋梗塞の疑い」は、「小さなr波」がその前にあり、Q波の「幅も狭く」正常と診断される場合がほとんどのようです。

(参考)
町医者の家庭の医学:誰でも分かる「心電図の簡単な読み方」


私の場合は「要指導」

私の場合、健康診断の結果は「要指導」

私の受けた健診の場合、診断結果についての医師の総合判定は次の4段階になっています。

1 異常認めず
2 要指導
3 受診推奨
4 治療中

受診推奨ではなく、その前段階の「要指導」でしたので、「日常の生活習慣や食生活に気を付ける」という対処でよさそうです。


心筋梗塞の予防には「n-3系脂肪酸(DHA、EPA)」などがおすすめ

心筋梗塞が心配な場合、食べ物の面では以下のような栄養素に気を配るとよいと言われています。

・n-3系脂肪酸(DHA、EPA)
・カルシウム
・カリウム
・食物繊維

日本人の栄養の指針となる「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省)が、2005年に改定されました。そのなかで、「多く摂取すべき栄養素」として、上記の4つが挙げられています。

オムロンのサイトによると、この4つ、いずれも心筋梗塞の予防に重要な栄養素なのだそうです。


DHAとEPAって何?

DHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)は、青魚に含まれるサラサラ成分

DHAとEPAを多く含む青魚には、アジ、サバ、イワシ、サンマ、マグロ、サケなどがあります。なので、こういった魚を週のうち3~4回程度は食べるようにしたいところです。

(参考)
オムロン:心筋梗塞を予防する食事学

魚をあまり食べない人の場合は、サプリなどで補うのも一手だと思います。


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